株式会社キタムラが運営する「カメラのキタムラ」は、単独ブランドのカメラ・プリント専門小売店としては国内トップの985店舗(2009年5月末現在)を展開している。そのIT部門を統合した、グループの総合研究所的な存在が株式会社トランスフォーメーションであり「カメラのキタムラ」のサイトも運営している。
同社が「カメラのキタムラ」サイトの1番の役割として掲げるのが、リアル店舗への誘導だ。そのために、各店舗がキャンペーンやセールの情報を発信する店舗ブログが4年前にスタートした。しかし、店舗数が多いためにユーザーが実際に利用する店舗の発信する情報をRSSで発見するのは難しかったという。
「全国統一のキャンペーンならば良いのですが、セールは地域性があります。特価情報等を見ていただくためには地域の店舗が発信する情報を見てもらわなくてはなりません」と代表取締役社長 ウェブマーケティング部部長の大滝敏司氏は語る。
この問題を解決するために選ばれたのがアイオイクスの「DLPO」だった。すでにアイオイクスのブログシステムを利用していた同社では「DLPO」に大きな魅力を感じたという。「エリアターゲティング機能を利用すれば、確実にクリック数が上がると思いました」とウェブマーケティング部の小副川長宏氏は語る。
985店舗のブログから「行ける店舗」のブログだけを表示する
直帰率が2/3に減少!簡単に導入できる「DLPO」
2008年1月、都道府県単位で読者の居住エリアに絞り込んだブログ記事を表示する試験導入が行われた。「市区町村単位でも設定できますが、店舗のない場所も存在するので都道府県単位にしました。導入時にはタグの挿入等、アドバイスを受けながら作業を進めました。1度設定してしまえば終わりなので、使いやすいですね」と小副川氏は導入の手軽さを語る。
試験導入では、実際の使い勝手と効果が検証された。「導入前には表示が遅くなるのではないかと不安もありましたが、体感速度には変化がなく安心しました。直帰率も2/3に減少し、十分な効果が見られたため正式導入に踏み切りました」と大滝氏は振り返る。
十分な手応えを得た同社が「DLPO」を正式導入して約1年、安定した効果が得られているという。「直帰率は導入後、多少波がありましたが現在も減った状態で安定しています。ウェブ関連の施策でこれほどはっきり効果が見られたことはなかったので、かなり効果が高かったと感じています」と小副川氏は語る。
店舗への誘導をより実現するため、「DLPO」導入に伴いブログの更新頻度を向上させる取り組みも行われた。「本部からの一斉配信を活用した週2回の更新に加えて、店舗独自の発信を週2回行うよう定めました。ブログの充実とアクセスのしやすさの相乗効果で読者数も増え、ブログを見て買いに来た人がいたというような話も出てきています」と小副川氏はその効果を語る。
ネットとリアル店舗の強固な結びつきを実現!
ネットショッピング時に店頭受取を指定するユーザーが、物販で75%、ネットプリントで95%に上るという「カメラのキタムラ」は、ネットとリアルの強固な結びつきを実現している。全国どこからでも見られるウェブページと地域に根ざした店舗のつながりを強化したのが「DLPO」だ。
「全国に店舗展開をしている弊社ならではの取り組みかもしれません。お客様に店舗を利用していただけるのはもちろん、店舗側にも多くの人に読んでもらえるやりがいが出ていると思います。いかに店舗からもっと活用してもらうかを考え、サポートしていくのが私達の役割です」と語る小副川氏は、今後はさらにウェブマーケティングに注力するとも語る。
「キーワードターゲティングに本格的に取り組みたいと思っています。また、モバイルのエリアターゲティング機能があったら近所のキタムラを探してもらえるので魅力的ですね。DLPOの進化に期待しています。」

















